今、注目度が高い 事業再構築補助金 について

※個人的見解を述べておりますので、正しくは公募要領をご確認ください。

新たな業態への変革を検討することは、
コロナ禍において経営リスクを分散する意味においても重要です。

そして、先の見通しが立てにくい状況において、
何にいくら投資するかの意思決定は非常に難しいです。

そのような中で「事業再構築補助金」が注目されています。

企業の思い切った事業再構築を支援する補助金です。

そこで、「事業再構築補助金」の公募要領(第1回)を改めて目を通しながら、
「ものづくり補助金」との違いはどこにあるのかを確認していました。(補助金額の大きさを除いて)

ものづくり補助金の”低感染リスク型ビジネス枠”には、
「ウィズコロナ、ポストコロナに対応したビジネスモデルへの抜本的な転換に係る
設備・システム投資、、、」とあります。

そして、事業再構築補助金の概要には、
「ウィズコロナ、ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために、、、」とあります。

混乱しませんか?(私だけでしょうか)

公募要領(特に審査項目)をよくよく確認しながら、
頭を整理すると下のとおりです。

◆再構築補助金は、やはり”再構築”です。(そのままですね)

 私は、特に、審査項目の(3)”再構築点”を注視します。
(思い切った大胆な事業、自社の強み、選択と集中、、、、というフレーズが並びます)
 
◆ものづくり補助金は、”生産性向上”です。

 改めて、賃上げの要件があることを確認しながら、
 これが申請のハードルをあげているのでは?と感じつつも、、、
 良い人材を確保し、成長していくためには必要です。

どちらの補助金においても、事業計画書は、
「 独自性を発揮したり、工夫を凝らすことで、経営課題を解決するソリューションに
なっているか」
が重要であることは同じかと思います。

事業計画書の作成の前に、審査項目をよく確認されることをお勧めします。

所属する公的機関にて、疑問点にお応えできるように準備しておきますので、ご相談ください。

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